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間違いメールが届いたときの対処法

間違いメールが届くと悩ましい
知らない人から間違いメールが届いたら、どうすればいいんだろう?
スパムじゃないなら、無視していいのか考えちゃうね。

ある日突然、自分のメールアドレスに、自分宛てではないメッセージが間違って届いた場合。
たいしたことない内容なら、そのままサッとゴミ箱行きにできますが、大切なことが書かれていると、どうすればいいのか扱いに困ってしまいます。
ネットショッピングの利用履歴には、相手の個人情報も載っていたりするので、見なかったことにはできない深刻さも感じるもの。
そんな場合の対処法について、自分の体験を元にまとめてみました。

  • Gmailアドレスを使い始めの人
  • よくある名前のGmailを使っている人
  • 身に覚えのないカード利用メールが届いた人
  • 間違いメールが届いた場合の対処法を知りたい人

利用者が世界一多いGmail

いまや世界中で利用されているGoogleのフリーメールサービス、Gmail。
利用者数はすでに20億人を突破し、その数は日に日に増える一方です。
アカウント数と同じ数のメールアドレスが存在するため、間違えやすいメールアドレスがたくさん増え続けていることにもなります。

職場の独自ドメインの場合

仕事用のメールアドレスは、職場の独自ドメインで運用されていることが多いもの。
  ユーザー名(名前)@ドメイン名(会社名).com
このパターンの場合、ユーザー名【@(アットマーク)の左側(個人名)】を間違えて送ったとしても、届くのはドメイン名【@の右側(会社名)】が同じ職場内の人です。
相手も、差出人が同じ職場の人だとわかるので、

「送り間違いですよ」

と気安く教えてくれ、誤送メールは職場内で収まります。

個人用フリーメールの場合

ところが、Gmailなどのフリーメールでアドレスを間違えると、誤送メールは世界のどこかの知らない誰かの元に飛んで行ってしまい、見当がつかなくなります。
職場メールよりもリスクが大きくなるのです。

よくある名前のアドレス

Gmailのユーザー名に名前が使われることは非常に多く、私も名前をユーザー名にしたGmailを持っています。
メールアドレスは世界で一つだけ。同姓同名の人が名前のメアドを作ろうとしても、同じものは作れません。

じぶんの名前がすでに別のアドレスを作るときに、名前に1文字足したり引いたりして、似たような別のアドレスにする人も多いようです。
そういった場合、何かの折に、うっかり名前でメアド登録してしまうこともあるのではないでしょうか。

スパムではない間違いメール

スパムメールはすぐゴミ箱へ

身に覚えのないメールのほとんどは、迷惑(スパム)メールです。
たいていはメール受信時にGoogle側がはじいてくれるため、「受信フォルダ」ではなく「ごみ箱フォルダ」にたまります。

たまに、そのGoogleチェックをすりぬけた巧妙なスパムメールが「受信フォルダ」に届きますが、アヤシイと思ったらゴミ箱にポイしても大丈夫。
心当たりのない変なメールの場合、文中のリンクは決してクリックせず、そのまま閉じて削除しましょう。

うっかりリンクを開くと、ウイルスに感染してPCやスマホに影響を与える恐れがあります。不審なスパムメールには、毅然とした態度で臨むことで、危険を回避しましょう。

ただ問題は、そうした悪質なスパムメールではなく、単純な打ち間違いによる普通のメールが届いた場合です。

間違えられやすいメアド

だれしも、身に覚えのない、第三者からのメールを受け取ったことはあるのではないでしょうか。
よくあるアドレスほど、間違えられることが多いものです。

悪意のないメールをゴミ箱へ入れて終わりにするべきか、悩むわー。

Google Supportのヘルプ

Google SupportのGmailヘルプには「他人宛てのメールが届いた場合」という項目があり、そこに誤送メールの対策がリスト化されて載っています。

他人宛てのメールが届いた場合は、次のような原因が考えられます。

● 自分のメールアドレスにピリオドが追加されている場合
● 自分のアドレスがメールに表示されていない場合
● @googlemail.com アドレス宛てのメールを受信した場合
● 迷惑メール(宛先が自分ではないメール)を受信した場合
● 登録していないメールが届く場合

それぞれの原因にリンクが張られており、原因と対策が紹介されています。上記のどれかにあたる場合には、それぞれの対応法に沿っていけばよいでしょう。

ここからは、自分がこれまでに受け取った間違いメールのパターンをご紹介します。
名前は浦島太郎(Urashima Taro)でいきますね。

間違いメール1・謎のメルマガ

まだGoogleが登場する前のことです。
大手プロバイダ(IIJ)のドメインのメールアドレスを使い、ユーザー名(@の左側)を苗字の「urashima」にしました。➡【urashima@iij~】

ある時から、お酒関係の情報メールがたくさん届くようになりました。
「あそこのバーはおすすめ」とか「〇〇を●●で割るとおいしい」とか。
どうもメールマガジンがじゃんじゃん送られてきているようです。

【とった対策】

メルマガに記載された連絡先に、確認してみました。

それはカクテル愛好家のメルマガで、入会希望者が主催者に依頼メールを送ると、主催者がそのメアドをメンバーリストに手入力するというシステムでした。

実際に入会を希望したのは、浦島花子(Urashima Hanako)さん。
彼女のユーザー名は「urashima」のあとに名前(花子)のイニシャルを付けた「urashimah」でした。
【urashimah@iij~】

主催者がメンバーリストに手入力した時に「urashima」と「h」を抜いて打ち間違えたことで、「h」ナシのアドレスを持つ私がメンバーに入ることになったと判明したのです。

そこで、主催者にリストを直してもらいました。
私の【urashima@iij~】から花子さんの【urashimah@iij~】に変更。

これで私はメルアドのリストからは外れて、謎のお酒情報は届かなくなり、代わりに、希望通り花子さんに届くようになりました。
これで一段落です。

【その後】

後日談になります。
期せずして受け取ったカクテルのメルマガがおもしろかったので、結局私も改めて配信手続きを行い、あらためて読者になりました。

また、これがきっかけで、同じ苗字の花子さんとやりとりするようになりました。
花子さんはアメリカ赴任中。帰国の折にはメルマガで紹介されたおしゃれなバーで、ほかのメンバーも一緒に会っています。

人との出会いって、何がきっかけになるかわからないものですね。

次ページは「間違いメール・その2」です。
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