bodycare

【体験談】貧血をそのままにせず、きちんと向き合おう

貧血の人がとるべき野菜や鉄分
時々めまいがして貧血?って思うけど、何もしていなくて大丈夫かな?

自分が貧血持ちだと自覚している人はたくさんいますね。
ただ、特に何もしなくても普通の日常生活が送れるので、(貧血の人たくさんいるものね)とつい軽く考えてしまいがち。
でも、その背後に重い疾患が隠れていたり、放っておくと症状が悪化したりします。

貧血はれっきとした病気。治さなくては健康になりません。
しっかり対策を取って、早めの完治を目指しましょう。

この記事は、暮らしの中での貧血予防の仕方、また医師の診察を受ける際の病院の選び方、そして受診について、自分の体験をもとにまとめています。

  • 健康診断の結果をそのままにしている人
  • 貧血の検査結果が出たけれど、何も対策を取っていない人
  • 病院で貧血治療を受けたいと思っている人

こちらの記事は、個人の体験を元にしたものです。内容は執筆者個人の見解によるもので、全ての方への有効性を保証するものではありません。あくまで参考の一つとしてお読みください。
似た症状にお悩みの方も、適切な医療機関での受診・治療をお勧めいたします。

貧血ってどんな病気?

どんな症状か

「貧血」は名前のイメージから、体内の血液が不足している状態だと思われがちですが、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの減少によって起こるさまざまな症状を指しています。

ヘモグロビンの役割は、酸素を運ぶこと。それが貧血で足りなくなると、めまい、ふらつき、立ちくらみ、息切れ、耳鳴り、頭痛などの症状が起こり、ひどい時には立っていられなくなります。

こんな人は貧血かも?

貧血は女性に多く、月経のある女性の5人に1人が貧血持ちといわれます。
健康診断で貧血の結果が出なくても、気づかないままにかかっていることがあるため、チェックしてみましょう。

□ 疲れやすい
□ 少し運動をしただけですぐに息が切れる
□ めまい、たちくらみがよく起きる
□ 集中力がない
□ イライラ、くよくよしがち
□ 夜、眠れない
□ いつも顔色が悪い
□ 爪が弱く、割れやすい
□ 口内炎ができやすい
□ 偏食である

チェックが多い人は要注意。自覚症状がない人は「隠れ貧血」かもしれません。

体内に必要な鉄分の量

一般的な貧血には、体内の鉄分の量が大きく関わってきます。
通常、成人の体内には3~4gの鉄分が存在します。

毎日、汗や尿などと一緒に約1mgの鉄が体外に排出されるため、
・成人男性は一日に約1mg、
・成長期(14~16 歳)の少年や月経のある成人女性は約2mg
の鉄分を摂取しなくてはなりません。妊婦はさらに多量の鉄が必要です。

鉄分不足の女性たち

日本人女性の調査を行ったところ、貧血のあるなしに関係なく、健康な人と鉄分欠乏の人の割合はほぼ半々という結果になりました(日本鉄バイオサイエンス学会より)。

つまり、女性の約半数が鉄分不足です。
たとえ貧血でなくても、鉄分が足りないと身体にさまざまな不調をきたします。
その予防のために、日ごろの食生活を大切にしましょう。

また、女性に多い病気とはいえ、貧血持ちの男性も少なくはありません。男性の貧血の場合は、背後に大腸がんなど重大な病気が隠れていることがあるため、より注意が必要です。自覚症状を感じたら、医療機関を受診するようにしましょう。

自分でできる予防

貧血はお医者さんの診断を受けるほかに、自分で予防対策を取ることも大切です。
家でできることは、食による予防
貧血気味という軽い程度なら、毎日の食生活を改善することで症状を解消できる場合がほとんどです。
鉄欠乏性貧血にならないように、心がけて鉄分を補給するようにしましょう。

鉄分不足は美容の敵

鉄分が不足すると、貧血になるほかに、肌や髪にもさまざまな影響が出ます。

◇ 肌にシミができやすくなる

紫外線を浴びると、体内に活性酸素が発生して、肌にシミができやすくなります。
鉄分は、活性酸素を消去する酵素カタラーゼの生成に必要なもの。
つまり鉄分が不足すると、肌にシミができやすくなります。

◇ 目の下にクマ

鉄分が不足して、血液が酸素を十分に補給できないと、血行不良が起きます。
鉄分不足は、目の下にクマができる原因の一つになっています。

◇ 髪の問題

鉄分が不足すると、髪のツヤがなくなったり抜け毛が増えます。
酸素だけでなく栄養分も減るために、毛髪が正常に育たなくなってしまいます。

◇ イライラする

脳に送られる酸素の量が減ると、イライラしやすくなります。
そのストレスによって血管が委縮し、ますますイライラが悪化します。

このように、鉄分が不足するとさまざまな問題が生じます。
ちょっと貧血気味という軽い程度でも、鉄分を十分に補給する必要があるのです。

食事からの鉄分摂取

鉄分には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。

  • ヘム鉄を多く含む食品・・・レバーや肉、魚、貝類
  • 非ヘム鉄を多く含む食品・・・緑黄色野菜や豆類、海藻、卵など

ヘム鉄の腸での吸収率は約15~20%。非ヘム鉄の吸収率は約2~5%と低いですが、動物性食品のヘム鉄やビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率が10%程度にアップします。鉄を多く含む動物性蛋白(肉や魚)をバランスよく十分に取ることが必要です。

食事から1日に必要な鉄分を摂取する場合、体内吸収率が約10%なので、成人男性だと1mgの10倍、つまり10mgの鉄を摂らなければなりません。
さらに成長期(14~16 歳)の男性や月経のある女性は12mg、妊婦は 18mg程度の鉄が必要になります。

鉄分以外の大切な栄養

鉄、たんぱく質、亜鉛をしっかり摂ることが基本的な鉄分補給の方法ですが、レバーや魚ばかり食べていると、栄養の偏りが生じます。

偏食が原因で生じることが多い鉄欠乏性貧血。血液はさまざまな栄養素によって作られており、ほかの栄養素が不足すると、鉄分の吸収率は上がらなくなります。
鉄分を多く含む食品以外にも、バランスのとれた食事を考える必要があります。

  • 葉酸を多く含む食品・・・緑黄色野菜やかんきつ類などの果物
  • ビタミンB12を多く含む食品・・・肉や魚類、卵、乳製品など動物性食品

血液にとっては、鉄分だけでなくビタミンB群も重要。
野菜や果物を含め、食品の種類を増やすことが大切です。
ヘム鉄と非ヘム鉄、ビタミンCなどをバランスよく摂取するように心がけましょう。

無茶なダイエットはしない

糖質や脂肪分を摂らないダイエットは、即効性があると言われますが、貧血の原因になりえます。

糖質や脂肪のエネルギーが不足すると、人間の身体はその代わりに、たんぱく質をエネルギーにします。
つまり、血液を作るのに重要なたんぱく質がほかに使われてしまうのです。

貧血を防ぐためには、最低限の糖質や脂肪は必要です。

どうしても糖質オフを取り入れたい場合には、1日1食はたんぱく質を含む豆腐などを主食の代わりに食べるのがいいでしょう。
植物性たんぱく質と動物性たんぱく質を組み合わせた食事を摂るようにしましょう。

次ページは「健康診断で引っかかった人」です。
1 2
ABOUT ME
りか
りか
情報を丁寧にお届けしていきます。 なにかのヒントになれば幸いです。