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家の照明をLEDに変更しよう~実践編

LED電気の部屋で読書する少年
家の照明をLEDに変えるのって、おっくうだなあ。

今年は、家で使っている照明を、蛍光灯からLEDに変える節目の年です。
とはいえ、長年使ってきた普通の蛍光灯をLEDに変えるのは、ちょっとおっくう。
部屋が多くて、いろいろな種類の照明を使っている家は、なおさらです。
大変だなあとため息が出てしまいますが、一度に全部やろうとせずに、簡単なものから、少しずつ始めていきましょう。

  • 家のLED化をどう始めればいいのかわからない人
  • LED電球の探し方を知りたい人
  • LED電球を買う前に何が必要か気になる人
  • 交換してみた感想が気になる人
  • コスパのいいLED電球を探したい人

家のLED化を始めよう

まずは電球から

家の中を見回すと、まっすぐな直管蛍光灯やドーナツ状の環形蛍光灯、折り曲げたような形のコンパクト形蛍光管など、いろいろな形のものがありますね。
その中で一番簡単に交換できるのは、電球です。
まず手始めとして、電球の交換から始めるのがいいでしょう。

LEDとは

LEDって、何の略かご存知ですか?
わかっているようで、実はよくわかっていないもの。いまさら聞けない感もありますね。
LEDとはLight Emitting Diodeのイニシャルをとった略称で「光る半導体」という意味です。
ハロゲン電球や白熱灯に比べて85%も省エネとなる、これからの時代の明かりです。

白熱電球をLEDに

今回は、管理人が行ったLED照明導入話をします。(2019年時)
実家の照明が切れかかってきましたが、照明の交換を親に任せると、使っているものと同じ型番の白熱電球を買ってきそうです。
照明をLED化するために、自分が新しい照明に付け替えることにしました。

変えたいのは、シャンデリア風ライトの照明です(画像)。
白熱電球が5個ついている、花びら型のものです。

LED電球探し

家電量販店でLED電球を買おうとしたら、知人に

「IKEAのLED電球がいいよ」

と勧められました。

IKEAといったら大型家具。もしくは文房具やキッチングッズが売られているイメージですが、電球のイメージはありません。

ただ、スウェーデン在住の友人は以前、

「北欧は冬が長いので、照明技術が発達してる」

と言っていました。
緯度が高く、日本よりも長い時間電気をつけている国々では、照明はより身近なものとなっています。
IKEAの照明、よさそうですね。
そこで、家から一番近いスウェーデン・IKEAに行って、電球を探すことにしました。

事前チェック(口金・サイズ)

買いに行く前に、使っている白熱電球のサイズを計測しておきます。

● 口金

電球のソケットにくるくる回しながら差し込む部分を「口金(くちがね)」と言います。
日本の一般家庭で使われている照明器具の口金は、ほとんどが「E17」と「E26」の2サイズです。

  • E17・・・小型電球タイプ、口金サイズ直径17mm
  • E26・・・一般電球タイプ、口金サイズ直径26mm

小ネタですが、記号の「E」は電気のEではなく、電球を発明したエジソンの頭文字に由来しています。
くるくる回して付けるねじ込み形の白熱電球用ソケットを「エジソンスクリュー」と呼ぶところから来ています。

● サイズ

家庭経照明器具の口金は「E17」と「E26」の2サイズに絞られていますが、店舗用の口金の種類は多岐にわたります。また電球のガラスの形状はさまざま。電球にはいろいろなサイズのものがあります。

我が家のようなつぼみ型の照明器具の場合は、幅のサイズも調べておかないと、ソケットにはまらない可能性があります。ソケット部分がうまくはまっても、長さが現行のものとほぼ同じでないと、見栄えが悪くなるでしょう。

返品をする手間を省くためにも、サイズを調べておきましょう。

現物を持参すると、なおわかりやすいですね。

IKEAへ

IKEAの照明コーナー

IKEAはどの店舗も巨大で、いつ行っても大勢の人で混んでいる、人気の場所です。

中に入ると、通路は一方通行になっており、順路に沿って売り場を順々に通り抜けていきます。
とにかく広いため、なかなかお目当ての場所に着きません。
照明コーナーがあるのはずっと先の20番目!
売り場を19個抜けて、ようやく照明コーナーにたどり着きました。

照明コーナー

広いスペースにIKEAの照明コーナーが展開されています。
これまで特に用事がなく、素通りしていたコーナーですが、改めて見ると、北欧デザインのおしゃれな照明器具がいくつも並んでいます。
IKEAで売られている照明器具は、すべてLED化しており、白熱電球は一つもありません。
電球だけでも、予想以上にいろいろな種類が並ぶ中から、サイズが合うシャンデリア球を選びだします。

電球の色

電球・蛍光灯には色があります。一般的に「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類で、用途と好みによって選びます。

【電球色】暖かいオレンジ色の光。リラックス効果があり、間接照明に向いています。
【昼色】人にとって一番身近な太陽光に最も近い、自然な明るさ。どんな部屋にも合います。
【昼光色】青白く明るい光。頭がスッキリするといわれ、会社や勉強部屋に向いています。

今使っているのは「電球色」で暗めの明かりのムーディ調ですが、TVを置いている部屋なので、目のために光度を上げたいと思います。
とはいえ、あまり明るすぎると落ち着かないため、中間色となる「昼白色」の電球を選びました。

電球の明るさ

電球によって明るさも変わります。最近よく目にするようになった「ルーメン」とは、LED電球の明るさを表す単位で、ワット数「◯W」ではなくルーメン値「ルーメン(lm)」の表記へ統一されました。

例えば400ルーメンのLED電球は、35Wの白熱電球と同じくらいの明るさです。

ルーメン値の数値が大きいほど明るくなります。IKEAのLED電球は、100ルーメンから1600ルーメンまで、6パターンの明るさがあります。
明るさの目安を参考にし、実際の展示品の光を見て選びましょう。

次ページは「LED電球に交換」です。
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