朝から雨が降っていると、憂鬱な気持ちになりますね。
道を歩いていて、うっかり水たまりを踏んでしまい、靴から泥水がしみてきたりすると、本当にブルーになります。
でも先日、WORKMAN(以下、ワークマン)で買ってきた防水シューズをおろしたので、今年の梅雨はそんな悩みから解放されそう!
今回は、ワークマンの完全防水シューズについて、履いてみたレビューをご紹介します。
- カジュアルでしっかりした防水シューズを探している人
- ワークマンのお店にまだ行ったことがない人
- ワークマンの品ぞろえや商品の使用感が気になる人
ワークマンに行ってみました
注目される機能性とコスパの良さ
「低価格で高機能」といま話題のワークマン。日経トレンディと日経クロストレンドが毎年発表する『ヒット商品ベスト30』で、2019年の第一位に選ばれたのは、ワークマンでした。
あれだけ日本中に一大ブームを巻き起こしたタピオカを押さえてのトップとは、すごい!
少し前までは作業服の専門店というイメージでしたが、SNSを通じて商品の高機能ぶりが評判を呼び、今では広く一般的に人気のお店になっています。
人と話している時にワークマンの話題になると、かなりの人が「商品が気になる、使ってみたい」と口にしますが、「お店が遠いから、行ったことがない」という意見も多数。
みんなが注目しながら、まだ行ったことがない人も多いワークマン。店舗数は今ではユニクロよりも多いそうですが、たしかにあまり見かけません。
もともと専門的な職業の人向けのブランドなので、駅チカよりも車を停めやすい郊外に多くあるようです。
そんなワークマンの店舗が近くにできたので、偵察がてら、さっそく行ってみました。
新業態のWORKMAN Plus+
入った店舗は、新業態のWORKMAN Plus+(ワークマンプラス)。
ワークマンは専門的な職人を対象としたショップですが、2018年に登場したこちらでは、一般向けの高機能ウェアを取り扱っています。
人気とニーズを受けて作られた、カジュアル向けのお店で、ショッピングセンター内など、アクセスしやすい場所に続々と店舗ができています。
お店のコンセプトは「高機能×低価格のサプライズをすべての人へ」。
アウトドアの「FieldCore(フィールドコア)」、スポーツウエアの「Find-Out(ファインドアウト)」、レインウエアの「AEGIS(イージス)」というブランドを中心に展開していますが、この3ブランドの商品はワークマン店舗でも売られています。
ドキドキの入店
その名の通りに「働く職人の店」というイメージが強いワークマン。いざ入店する時には
と緊張しましたが、えいやと入ってみると店内は明るく、お客さんはみんな普通の服装でした。(男の人ばかりで場違いじゃないかな?)とも思いましたが、店内には女性客もいます。
女子高生風の店員さんもおり、女性一人での入店でも、まったく浮きませんでした。
はじめは店内の雰囲気を見て、品揃えを確認するだけの見学気分で入りましたが、ある棚の前で足がピタリと停まりました。
気になる一品
マンダムプログリップシューズ
前にSNSで話題になっていたシューズがありました。
厨房で働く調理人向けの、油がこぼれた床でも滑りにくいコック靴が口コミで人気を呼び、一般人向けに雨靴として改良された、「ウォータープルーフシューズ・マンダム#56」。
人気に火が付き、オンラインショップでもしばらく「全サイズ欠品中」となっていました。
これはその商品の後継品となる「マンダムプログリップシューズ#57」。お値段は1500円。
さっそく試し履きしてみると、足によくフィットしました。
シューズの特徴
6つの特色
シューズの箱には、この靴の6つの特色が紹介されていました。
こういったことになります。
- 完全防水・・・PVC製で水を通さない
- 帯電防止・・・JIS T8103(静電気帯電防止靴)に準じる
- グリップ・・・足指も動かしやすい
- クッション・・・踵部分の履き心地がいい
- 耐油・・・油脂類をしみこませない
- 丸洗いOK・・・油脂類の汚れを取って水洗い可能
どれも魅力的ですね。専門職の人向けに開発されたというところから、水や油への強さで勝負しようとするポリシーが伝わってきます。
さらにクッション付きなので、長時間履いていても足が疲れずに済むのが助かるところ。
完全防水
6つの機能はどれも魅力的ですが、一番うれしいのは「完全防水」の点。完全という2文字に頼もしさを感じます。
雨の日は、ただでさえ憂鬱なのに、外出時に靴に雨水がじわじわと染み込んでくると、本当にブルーな気分になりますね。
パーフェクトに水を防いでくれるというこのシューズ、雨の日にフル活用できそうです!
シンプルデザイン
靴の防水機能には妥協したくありませんが、かといって見るからにゴツゴツした雨用の靴は、晴天になった後にはあまり履いていたくないもの。
朝、出勤時には大雨が降っていても、帰宅時には雨が上がっていることがあり、仕事帰りに人と会う用事があると、なんとなく雨靴が気になるものです。
そこで、長靴ほど主張せず、普段履きもできていろいろな服に合わせやすい、プレーンなデザインのレインシューズがないかと探していました。
このシューズは防水素材でできていますが、シンプルで細身のデザインのため、晴れの日でも、服を選ばずに履けそうです。
色とサイズ
色は黒・白・カーキの3色。
サイズは23cm~28cmの1cm刻み。
男性から女性まで履ける大きさのバリエーションです。
23.5など、5mmごとのサイズはありませんが、ぴったりとしたゴム製なので、足が入ればぴったりなじみそうです。
時代で変わるmandomの意味
ところで「マンダム」ってどんな意味だと思いますか?
男性用化粧品のブランド名にありますが、調べてみたところ、英語でもフランス語でもなく、元々は“Man Domain”(男の領域)という意味の造語だったようです。
その後、マンダム化粧品が女性コスメ事業に参入することになり、“Human & Freedom”の意味に変更したそう。
「GATSBY」(ギャツビー)
ワークマンのマンダムシューズは男女兼用なので、“Human & Freedom”の意味でしょう。