昔ながらの料理の宅配
出前サービス
(なんか近未来っぽいなあ)とまで思いましたが、考えてみれば、ラーメンの出前は、昔からありましたね。

むしろ、お寿司と中華料理は、出前としてはメジャーな注文でした。
我が家も、引越しした時などによく出前ラーメンを頼んだものです。
銀のおかもちから四角い黒バッグへ
ラーメンの出前には、バイクや自転車の荷台に設置された「おかもち」という銀色のアルミケースがつきものでしたが、最近は見かけなくなりました。
中はこんな風になっています
「昭和期のおかもち出前」が進化したのが、「令和期のウーバーイーツ」だと思えばいいんですが、あの四角く黒いバッグの中にラーメンが入っているとは、なかなか想像できません。
まあ、おかもちに入れる麺類は、お店で食べるものと同じ陶器の器に入れたもので、ウーバーイーツには宅配用の密閉率の高い容器を使っているのが、大きな違いでしょう。
空前のラーメンブーム
おかもち全盛期だった昭和の頃には、今のようなラーメンブームは起こっておらず、みんな(そこそこおいしければハッピー)という気持ちでラーメンを食べていました。
ところが、時代が進むにつれて、次第に究極の味を求める猛者たちが次々に登場し、人々の食へのこだわりもどんどん強くなっていったために、ラーメンは今では立派なグルメの一ジャンルとなっています。
そうしたイメージから(ラーメンは出来たてをすぐに食べてこそなのでは?)という気持ちが、違和感を生み出していたようです。
待たされた昭和の出前
出前では、指定した時間があてにならないのは当たり前でした。予約した時間より実際の到着がかなり遅れても(そういうものだから)という暗黙のルールがあり、注文した側は文句を言えなかったものです。
以前、父の日に、近くのお寿司屋さんに上寿司を注文した時には、正午の出前を頼んでおいたのに、実際に来たのは14時半でした。
2時間半のあいだ、いつ来るのかわからないため、ほかのもので空腹を紛らわせることもできず、ひたすら家族全員で待っていたものです。
配達の人から、遅れたことをお詫びしてもらいましたが、サービスはありませんでした。
親は「父の日はほかからの注文も多いだろうから、遅くなっても仕方がない」と割り切っていましたが、それは昭和のスタイルじゃないでしょうか?
時間がわかるウーバーイーツ

所要時間を明快にしているウーバーイーツは、忙しい現代人にぴったりのサービス。
情報を知ることで、待つ側がストレスを募らせることなく、待ち時間も計画的に使えるようになりました。