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【体験談】貧血をそのままにせず、きちんと向き合おう

貧血の人がとるべき野菜や鉄分
前のページからの続きです。

健康診断で引っかかった人

ふだんは健康でも、健康診断を受けるたびに【貧血:治療】という結果が出る人はいるでしょう。

市販のタブレット

特に自覚症状はない人は、それほど緊急性はありません。
結果を指摘されても慌てずに、まずは自分の体調を見るようにしましょう。
自分でできる対策は、前のページでご紹介したように、
・食事の時に鉄分が多い食材を食べる
・市販の貧血用の鉄剤タブレットを飲む
といった鉄分摂取になります。

症状が続くときには受診を

日常生活では特に問題がなく、食べ物とサプリメントによる鉄分摂取をしていても、「めまいがする」「身体がふらつく」といった貧血の症状が出る時があります。

寝不足や風邪などの病気にかかった時やダイエット中には、体内の鉄分が減ることで、普段よりも貧血の症状が重く出る場合があります。

また、季節の変わり目にも体調が変動しやすいため、貧血になりやすい傾向があります。
そうした場合には、病院での受診も考えましょう。

症状の完治をしっかり目指す場合には、毎日の食生活に気を付けることに加えて、医師の診断を仰ぐことが大切です。

また、貧血イコール鉄不足というわけではなく、ほかにもいろいろな貧血の種類があります。
健康診断の結果だけでは、詳しいことまではわかりません。医師の診断を受けることで、自分の貧血がどんな種類のものかを正確に知ることができます。

貧血の種類

貧血は鉄不足が原因で起こる「鉄欠乏性貧血」が最も頻度の高いものですが、ほかにもさまざまな種類があります。

● 鉄欠乏性貧血
鉄不足で起こる貧血。貧血全体の7割を占める症状。

● 失血性貧血
大量出血や長期間出血で血液の量が減ることによる貧血。次の二種類がある。
・急性失血性貧血(大怪我、手術などによる)
・慢性失血性貧血(胃潰瘍、痔、月経過多などによる)

● 続発性貧血
疾患(心臓病などの臓器の病気や、リウマチなどの慢性感染症、がん)が原因で起こる貧血。妊婦がかかる場合もある。原因の疾患を治療することで治る。

● ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血(巨赤芽球性貧血・悪性貧血)
赤血球の生成に必要なビタミンB12と葉酸の欠乏で起こる貧血。
ビタミンB12欠乏性貧血は胃の手術者や高齢者、葉酸欠乏性貧血は妊婦に起こりやすい。

● 再生不良性貧血
骨髄の造血機能が低下し、血液の全成分(赤血球、白血球、血小板など)が減少する病気で80%が原因不明。残り20%が抗ガン剤、放射線、抗生物質などによる2次性再生不良性貧血。

● 溶血性貧血
赤血球が破壊されて起こる貧血。先天性のものと後天性のものがある。

医師の診断による栄養補給

医師による貧血の治療も栄養補給が基本。食生活の改善やビタミン・鉄剤の処方が中心となります。

患者一人一人の体質や症状に合わせた処方箋が出されるため、個人で市販のタブレットを摂取するよりも、短期間で的確な効果がのぞめます。

特に鉄欠乏性貧血は治療法が確立されており、患者は医師の指示に従って、葉酸やビタミンB12を含む鉄剤を内服することになります。

経口用鉄剤摂取で重い副作用は生じませんが、吐き気や下痢・便秘といった胃腸のトラブルが出る場合には、医師に相談しましょう。医師の判断で、胃腸に負荷がかからない、点滴による鉄分摂取方法になることもあります。

貧血治療の体験談

どの科を受診するか?

ここで、自分が貧血治療を受けた話をしたいと思います。
貧血だと、病院でどの科に行けばいいのか考えますね。
私は普通に内科を受診しましたが、消化器科でもOK。女性の場合は婦人科でもよいそうです。
病院にもよるので、予約の電話の時、もしくは受付で尋ねましょう。

問診と血液検査

医師の問診を受けてから、血液検査を行って体内の鉄分の含有量を調べてもらいます。

数日後に分析結果がわかります。
私の症状は、一番メジャーな「鉄欠乏性貧血」でした。

診断結果と処方

貧血の度合いも深刻なレベルではなかったため、さらなる精査は必要なく、日常生活を送りながら治していくことになりました。

医師にはヘム鉄不足を解消するための鉄剤のタブレットを処方してもらいました。

診察を受けるメリット

医師の診察を受けることには、こんなメリットがあります。

  • 正確な症状を把握できる
  • 医師から体調管理アドバイスを受けられる
  • 保険がきくため、自分に合った薬を市販のものより安く得られる

本来ならば、きちんと病院で医師の診断を受けながら貧血改善を目指すのがベスト。
ただ、仕事をしていると、時間の制約でなかなかそうもいきません。
すぐに医者に行けない時に鉄剤が切れた場合には、処方と同じ鉄分タブレットをドラッグストアで入手します。
処方箋ではないため、保険はききませんが、すぐに入手できるのが便利です。

鉄剤摂取は半年は続けることが大切と言われます。処方された鉄剤が切れた頃にふたたび受診して、体内鉄分の数値が上がったか、治療のその後の経過を知ることも大切です。

まとめ

健康診断で貧血を指摘された方や、鉄やビタミンのサプリを服用していても症状が改善しない方は、医療機関で診てもらいましょう。
重大な病気が隠れていないかを見逃さないことが肝心です。

慢性的な貧血は自覚症状があまりないことが多く、どうしても軽く考えがち。
自分が貧血だということさえ忘れていたりしますが、貧血はれっきとした血液の不調サイン。ちょっとしたことがきっかけで一気に体調を崩す原因となることを忘れないようにしましょう。

症状が軽くても、貧血が改善すると身体が元気になり、テキパキと物事をこなせるようになります。

動作にキレが出てきますよ

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